静岡と言えばまず思い浮かぶのはお茶、その次が浜名湖のうなぎやうなぎパイですよね。
しかし静岡には実は知られざる名物があるそうで、それが厄除け団子というお団子だそうです。
という事で今回は厄除け団子はどこで食べられるのか、通販やネット販売はあるのかについて調べてみました。
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厄除け団子とは
元々は静岡県袋井市の法多山 尊永寺(はったさん そんえいじ)の名物だそう。
法多山尊永寺の本尊は聖観音、厄除け観音として知られているそうで、その流れで「厄除け団子」がうまれたんでしょうか。
こちらがその厄除け団子なんですが

5本の串が連なるかなり個性的な見た目。
上にあんこがガッツリ乗ってておいしそう。
筆者は初めて聞いたんですが、静岡生まれの人にはおなじみのようです。
全くEXIT関係ないけど今度のケンミンSHOWで静岡絶品団子として法多山の厄除け団子が紹介される!りんたろーさんも絶対知ってるはず!てか静岡県民代表として出して欲しいなー♡ pic.twitter.com/jHOC95AsCK
— amo💖 (@ganbaruamo_EXIT) January 24, 2020
厄除け団子の由来

十三代将軍家定の頃(1854年)門前に住する寺士八左エ門の発案による観世音名物団子が登城の土産に添えられたを始めとする。将軍家より「くし団子」とご命名賜り以来、一般参拝客の賞味するところとなり、俗に厄除団子と呼ばれ親しまれ今日に至る。
そして五本の串にさした団子は、頭・首・胴体・手・脚を表しており、団子に厄除けの意味を込めた事だと伝えられています。
また、お団子の食べ方やお団子をおみやげとして配る習慣など、法多山参拝者各々の思いがあるようです。
引用記事:http://www.hattasan-dango.com/
団子に5連の串が突き刺さって居て変わった見た目の厄除け団子、こういう成り立ちがあったんですね。
厄除け団子の食べ方
その名の通り、厄除けの効果があると伝えられている厄除け団子。
その食べ方にはいろいろな噂があり、5本の串で支えられている団子を一口で食べないとご利益がないだとか、全部ひとりで食べないとこれまたご利益が無かったり、お土産として買った本人は食べてはいけないという言い伝えもあるそうです。
その他には厄年の人は厄除け団子の串を捨てると厄払いになる、とも伝えられているそうですよ。
でも最終的にはどんな食べ方をしても厄払いは出来る、という説もあるそう。
出来たらそっちの説を採用したいですね(笑)
厄除け団子を食べられる場所
厄除けだんごは法多山のふもとにあるだんご茶屋にて販売されています。
お値段は一皿200円
法多山境内の景観を眺めながらおだんごを食べることが出来るようです。

お土産用もあってこちらは6カサ入りがひと箱600円。12カサ入りがひと箱1200円とお求めやすい価格になっております。
法多山尊永寺に参拝した後、厄除け団子を食べて帰るのが定番のルートのようですから、尊永寺に参拝の際は是非厄除け団子を食べて帰りましょう。
厄除け団子の通販、ネット販売は?
静岡名物、法多山だんご茶屋の厄除け団子、静岡まで行くのは…という方は通販やネット販売でのお取り寄せ情報が気になりますよね。
しかし残念ながら厄除けだんごは通販もネット販売もなく、お取り寄せは不可能です、残念。
しかし現地でしか食べられない、という事で希少価値は高まっていて、静岡県民は厄除け団子をお土産にもらうとかなり嬉しいんだとか。
まーた「静岡県民は法多山の厄除け団子が大好き!」とか言って、「10箱ください」とか言うお客が映るんだろうなって思うけど、実際うちも周りも法多山行くと家族一人ずつ1箱レベルで厄除け団子買うし、親戚もそのレベルで買うのよな
— 水瀬るい@ (@TamakRui) January 28, 2020
うーんどんだけ美味しんだろう、めっちゃ食べてみたい…
でも現地行かなきゃ食べれないっていう。
もう一つの名物お茶だんご

法多山だんご茶のもう一つの名物がお茶だんご。
法多山には月に一度「功徳日」といってその日に参拝すればいつも以上のご利益が得られるというお得な日があるんですが、その日は地元の人たちに「お茶湯日」と呼ばれているそうです。
この月に一度のお茶湯日にだんご茶屋で売り出されるのがお茶だんご。
その名の通りお団子にお茶が練りこまれた商品で、お値段は一緒ですがお茶だんごの方は限定販売となっているようです。
お茶湯日に法多山に行く機会があれば売り切れる前に食べておきたいですね。
まとめ
今回は静岡名物厄除け団子を食べられる場所は?通販やネット販売は?地元民御用達のお茶だんごも紹介
という事で記事を書かせていただきました。
まとめるとこんな感じですね。
・厄除け団子とは静岡県袋井市の法多山 尊永寺(はったさん そんえいじ)の名物
・厄除け団子は5本の串が連なる個性的な見た目で美味しそう!
・厄除け団子の由来は五本の串にさした団子が、頭・首・胴体・手・脚を表しており、団子に厄除けの意味を込めた事だと伝えられています。
・厄除け団子には色々な食べ方がありますがどんな食べ方でも厄除けは出来る!
・厄除け団子は法多山のふもとのだんご茶屋で買える!
・厄除け団子には通販もネット販売もなく、現地でしか買えない!
・それが希少価値を高めていて、地元民は厄除け団子をお土産に貰うと飛び上がって喜ぶらしい!
・法多山の名物にはお茶湯日にしか販売されないお茶だんごもある!
・お茶だんごは団子にお茶が練り込んであり非常にウマイが数量限定なので要注意!
・1/30のケンミンショーにて厄除け団子が紹介される!
地元の人がこよなく愛する厄除け団子、法多山尊永寺に立ち寄る機会があれば逃さずに食べておきたいですね。