漫画「鬼滅の刃」が大流行
週刊少年ジャンプで連載中の漫画「鬼滅の刃」
幅広い層に人気で、アニメ化で人気に拍車がかかり、社会現象になるほど流行っていますね!
少年、青年に大人気なのはもちろん、実は女性にもとても人気なんです。
少年漫画なのに、なぜこんなにも女性人気に火が付いてしまったのでしょうか?
理由をまじめに考えてみました!
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「鬼滅の刃」が女性に人気な理由
絵柄・キャラデザがキレイ
少年漫画の中でもキャラデザや世界観が丁寧に作りこまれていたり、キャラクターが目の大きい美男美女に描かれています。
半被や着物の柄が一人一人違ったり、花札デザインの耳飾り…のといったような細部まで、細かくお洒落にデザインされている少年漫画、なかなかありません。
(ぶっちゃけ、漫画に面白いストーリーだけを求めている人間からすると、キャラクターは個人を判別できる以上のデザインの必要性を特に感じません。笑)
なので男性キャラクターのデザインが凝っていてお洒落なのは、女性ファンを惹きつける理由として大きいのではないかと思います。
バトルシーンが能力バトルのみ
大きな特徴として、バトルシーンは剣技がテーマとなっているだけで、実質は”能力バトル”です。
剣技について言及されるシーンや、直接的に筋力や技術が勝負の分かれ目になる…ということはなく、ただの能力バトルなので、
リアルな剣技やプロレス的暴力描写がわからない女性も、物語に入り込みやすいのではないかと思います!
女性キャラのお色気シーンが極端に少ない
「鬼滅の刃」は女性キャラのお色気描写が極端に少ないのも作品の特徴です。
これは少年漫画では非常に珍しいポイント。
おそらく作者が女性なので、女性のお色気シーンを描きたい!といった欲望が無いのだろうと思います。
女性には理解し難いかもしれませんが、
少女漫画のイケメンに迫られるシーン=少年漫画のお色気シーン
みたいな感覚です(笑)
要はお色気シーンが多いと男性需要が格段に上がるという事。
鬼滅の刃はお色気要素が少ないので、男女フラットに好まれるという事です。
キャラクターの個性を強調したギャグシーンが多い
なぜか「鬼滅の刃」はよくわからないタイミングでギャグシーンがよく入ります。
実はこれが女性に人気のある所以。
殺伐としたバトル漫画の中だと、キャラクターに愛着を感じるシーンというのは非常に少ないもの。
ストーリーを面白いと感じても、キャラクターが好き!という感情にシフトするのが難しいんです。
「鬼滅の刃」はストーリーにギャグシーンを盛り込むことで、キャラクターの性格をわかりやすくし、愛着を感じさせ、キャラクター人気を実現しています。
ちなみにバトル漫画においてキャラクターに愛着を感じたい、というのは女性に多い好みの傾向で、
実際「鬼滅の刃」のギャグシーンは、男性読者やストーリーを楽しみたい方にはめちゃくちゃ不評です。
鬼滅の刃おもしろいけどギャグが寒いからなんとかしてくれ
— なたく (@kurosun1019) July 14, 2019
https://twitter.com/pumipumiko7/status/1216341511748476929
鬼滅の刃ってギャグ寒いしこの敵キャラは昔こんな事あったんだ可哀想だろ?みたいな感じで泣かそうとしてくる感じがなんだかなぁって感じだけどなんだかんだ面白い
— たはお@ガルパプリコネ (@aeiueoao012) September 21, 2019
鬼滅の刃はおすすめ!
いろいろ真面目に考えてみましたが、
やっぱり展開が面白いので鬼滅の刃はおすすめできる漫画でした!
たまにちょっとノリが女性的過ぎてアウェーに感じられる部分もありますが、そこは好みかな、と。
気になった方は是非読んでみてください!